今回は当サロンのヒーリングについてです。
令和になった今でさえ、ヒーリングと聞くと、占いや霊視などと混同され、怪しい、そんな物理法則に反したものは効果がないからやめた方がいいという意見が多いのは事実です。
ヒーリングをもう何年も実践したり、受けたり学んだりしている僕がいうのもあれですが、確かにヒーリングは怪しいです。そうヒーリングは怪しいですよ。
だって、エネルギーを使って、現実を変えたり、心や身体の不調を回復させたり、願いを叶えるって言ってもそんなの漫画の世界だけって普通は思うじゃないですか。
僕が言えるのはめちゃくちゃ怪しいのは事実ですが、でも面白いんです。面白いというのは、エネルギーの存在が確かにリアルにあり、それによって僕らが影響を受けるからです。
例えば、「チャーハン」をつくるとします。
まったく同じレシピで、まったく同じ調理工程でも、それがインスタント食品でない限り、まったく同じ「チャーハン」にならないのはなぜでしょうか?
プロが作る料理より、愛する人の手料理の方が美味しく「感じる」のは?「なんとなく」思ったことがまさにその通りになるのはなぜ?
スピリチュアルなことについて、僕が思うのは、目に見えるものだけを信じて現実を解釈するよりも、目に見えないものも含めて現実を解釈した方が納得できることが多いです。つまり、エネルギーがあることも、ないことも証明は現時点では難しいんだろうけど、あると思った世界の方が納得がいく感じがありませんか?
イエスと思う方はこの記事をぜひ読み進めて、ヒーリングについてちょびっとでも知ってもらえたら嬉しいです。
ヒーリングとは?
ヒーリングの定義は、色々ありますが、簡単にいえば、目に見えないエネルギー(波動、プラーナ、気)を使って、癒す・治す行為としていいでしょう。
この目に見えないエネルギーを例えばレイキは宇宙エネルギーと呼び、シータヒーリングは創造主と呼びます。また、もともと持っている力を引き出すような気功的なやり方もあります。
どれを使ってもいいんですが、ぼくはシータヒーリングをやっています。
ヒーリングの種類3つとその効果
個人的に、ヒーリングは3つの種類に分類できるのではと考えています。
エネルギーヒーリングの効果
1つ目がエネルギーヒーリングです。
こちらは、目に見えないエネルギーを使って、瞬間的に心、身体、エネルギーなど不具合を整えたり、調子が良いところはもっとよくするみたいなやつです。
- 心、身体の不調を癒やす
- なんかリラックスしてスッキリする
- モヤモヤがなくなる
- 感情面が豊かにポジティブになる
医療なんちゃら法に引っ掛かるのでエネルギーでガンを治します!とかは謡っている日本のヒーラーさんはいないと思います(ヒーリングは医療行為ではないため)が、海外に目を向けるとイギリスやロシアなんかは保険適用でヒーリングがあったりします。
現代医学の手術や薬ももちろん使うんだけど、選択肢の1つにエネルギーヒーリングもあるイメージですよね。
エネルギーヒーリングにも、例えば、無条件の愛を送るとか、天使ヒーリングとか、シリウス(宇宙)ヒーリングとか、使うエネルギーによって名称が変わるイメージです。最近だと自己流ヒーリングと言ってる人もいますが、たぶんハイヤーセルフとかその辺のエネルギー感を利用しています。
潜在意識ヒーリングの効果
2つ目はいわゆる潜在意識を変える(ビリーフワーク)というやつです。
人間の意識には顕在意識と潜在意識の2つがあります。
よくあるこれです。潜在意識が司令塔となり顕在意識が判断し、現実を認識するというプロセスがあります。
潜在意識ヒーリングとは、この司令塔が何をどういう風に使っているかを把握し、それを書き換えることです。
例えば、お金で人間はダメになる。という潜在意識にたくさんのフォーカスが集まっていたとしましょう。そうなると顕在意識は、お金で人間はダメになるシチュエーションをピックアップします。
なので、ドラマでよくあるようなストーリーで、事業が成功したけど一人ぼっちになってすべてを捨ててゼロからスタートしたAさんが人間的な豊かさを手に入れたのである。
とか、たくさんお金を持つ人だけが、すべての決定権を持つぞ。世界は一部の有識者で牛耳られているぞ!みたいな陰謀論とかにうんそうそう!って妙に納得している自分が現れそういう現実が目の前に登場します。
もっといえば、ダメになるっていう潜在意識にアクセスが集中しているので、そもそもお金を得る機会を自ら遠ざけるかもしれません。
こういう潜在意識への役に立たないアクセス過多をなくし、お金をたっぷり持ちながら、人生経験も豊かに、人ととのつながりの温かさも感じ、審美眼をもって、自分の価値や世界の価値を知っていく潜在意識へとアクセスをシフトさせるのが潜在意識ヒーリングです。
方法としては、インナーチャイルドヒーリング、カウンセリング、コーチング、NLP分野がありますが、シータヒーリングでは掘り下げというテクニックを使ってこれを行います。
潜在意識ヒーリングの例
私はお金の問題があります。
どうしてお金の問題があるんですか?
お金は諸悪の根源だからです。
なぜお金は諸悪の根源なのですか?
教育を受けた人だけがお金を持っているからです。
なぜ、教育を受けた人だけがお金を持っているんでしょうか?
そういうもんだからです!
もし、それが本当だとしたらあなたはどういう人だということになりますか?
私はバカです。
誰がそういったんですか?
父親です。
なぜあなたのお父さんはそう言ったんですか?
いや、言ったのは母親です。
なぜお父さんからだと思ったのですか?
わかりません。
でも、わかったとしたらどうでしょうか?
両親は子どもを欲しがっていなかったんです。全く欲しがっていなかった、私は間違いです。
こちらの例では、お金の問題にまつわるビリーフ(思い込み)がたくさんあるんですが、掘り下げて根本の潜在意識は、私は、間違っている。そして求められていない。になります。
この根本、土台をみつけ、変えるのが潜在意識ヒーリングになります。
- 望まない現実をやめ、望む現実を創造する
- ネガティブなパターンをやめ、ポジティブなパターンに変える
- トラウマを解放する
- etc..
リーディング(霊視)
3つ目は、リーディング(霊視)です。
なぜ、霊視リーディングがヒーリング癒やすところに繋がるかというと、運命は変えられることに気が付くからだと個人的には思っています。
一般的に霊視は、
あなたはこうなるわよ!!
的なイメージが強いと思うのですが、それは第3の目を使って本人の意思を投影させている可能性のある未来を伝えているに過ぎないと思います。
僕が本来霊視やリーディングでした方がいいなと思うのは、その未来をなぜ今の自分が創っているかを知ることにあると思います。
昔の人はよく直観力が高く、現代の人たちよりもかなりサイキックな側面が強かったという話がスピリチュアル界隈にはありますが、彼らはおそらくその恐れや恐怖の未来に辟易するために使っていたのではなく、
運命や未来は当然のごとく変えられるものだとわかっていたからだと思っています。例えば、3か月後に大雨と嵐が来て、作物が全滅しそうな未来をみたら、そこを対策したりだとか、大収穫祭が見込める年には、次もっとよくなるためには今どんな選択と行動がベストなのか。みたいな風に。
だから、恐れや不幸で変えられず逃れられない運命みたいなものをみる霊視は僕は本来の使い方を誤っている可能性が高いんだと思います。
未来をみるだけでなく、霊視やリーディングには、守護霊、守護天使、スピリットガイドやハイヤーセルフ、そして、自分の過去世、未来世、転生の履歴、魂の目的をみるなどがありますが、
そのどれもが、やっぱり自分の素晴らしさに気が付き、なるべく素晴らしい創造性を高めるものに位置すると思います。とはいえ、エンタメ的にこうなる!みたいなのは楽しいですけどね笑
- 今の人生で繰り返すパターンに気が付く
- 原因に気が付くことで、それを解放する
- 自分が本当に創りたい未来を再考する
- etc..
ヒーリングの効果を得られやすい人の特徴はこれ!
ヒーリングの結果というのは、施術者+受け手(クライアント)+繋がるもの(創造主や宇宙、天使など人による)だと僕は思っています。
正直どんな人にも効果を期待できるのがヒーリングだと思っていますが、強いてあげるならこれってやつを今回はピックアップしてみます。
①信じている人
もうこれに尽きる!と言っても過言ではないと思います。
フランスの有名なSF小説化である「ジュール・ヴェルヌ」の名言に、
というものがあります。これが、まさにヒーリングの世界だとイエスだと思います。
僕が小さい頃ヒーリングの世界に興味をもったのは、車いすに乗っていたおじいさんがヒーリングされると一瞬で歩けるようになったというのをテレビみたからです。めっちゃおもろいやんってシーンが猛烈に印象に残っているんですよ。
これを、テレビは作り物だから、そもそも車いすに乗っていたおじいさんは健康だった。と捉えるか、本当によくわからんヒーリングというのは起こるんだと思えるかの違いです。
この解釈自体に良いも悪いもないんですが、あなたはヒーリングの世界観をおもろいと思えるか?というところにイエスと言える人はヒーリングの効果がすごく期待できそうです。
②優しさ
ヒーラーの気質でマストに持っていて欲しいのは慈愛ですよね。
やさしくいたわる気持ちというのは、全人類共通項でもっていそうですが、本当のやさしさというのは言葉で推し量ることができるようなものでもない気がします。
電車で席を譲ることが優しさなのかと言われると状況とシチュエーションによりそうです。
施術者における慈愛とは、どんなクライアント、どんな病気、どんな悩みもフラットに愛でみれることだと思います。
例えば、ガンで苦しんでいる人がいたとして、ガンだから治すのが難しいとか、周りからの影響をとても受けやすい繊細な方が来たとして、あなたはエンパスだから仕方ないのよ。と言うジャッジメントが入った時点でヒーリングの魔法は起こしにくくなると思います。
ガンでも、風邪でも、腰痛でも、そのクライアントさんがどんなアイデンティティをもっていようと、我が子を癒やす時のように癒やせるといえるでしょうか?
受け手側の慈愛とは、色々な側面がありますが、僕はヒーリングを素直に受け取ることと、自分は癒される価値があると思えることだと感じています。
ヒーラーさんの言うことをなんでもかんでも鵜呑みにしろとか、そういうことではありません。自分がなりたい自分になっても良い。そうなる価値がある。そして、自分が病気から解放されてもよい。と言う感覚を育み、自分を愛せる人が多くの効果を期待できそうな感じです。
③感覚の変化に従い行動できる人
エネルギーヒーリングでも、潜在意識ヒーリング(ビリーフワーク)でも、施術されると、何かしらの自分の感覚に変化が起こります。少なくとも僕はそう思っています。
なので、その変化に従い、行動できる人は効果が早いです。
潜在意識の書き換えは特にわかりやすいので例としてピックアップしてみます。
例えばクライアントのAさんが「自尊心がめちゃくちゃ低い」とします。なんやかんやヒーリングをして、
「自分を尊重できそう。」という感覚にシフトしたとします。
いきなり、自分ってめっちゃすごくてね。自分は素晴らしいんだよ!とはもしかしたらならないかもしれません。なぜなら、自尊心の低いゾーンの自分をたくさん使っていたからです。
でも、ヒーリングによって、なんとなく今日は気分が明るいなとか、いつも毎朝決まってコーヒーを飲んでいたけど、今日はお茶を飲みたくなったな。とかとか、全く自尊心と関係なさそうなことでも、
「なんとなくこうしてみよう!」みたいなところに従ってみます。そうなると、以前の自分のパターンが変化するのです。こうすることで、ヒーリングを体感していくことになると思います。
これはもう、風邪とかを薬で治すプロセスとまったく一緒で、いきなりのどの痛みや熱が急激に下がることがなくても、徐々に回復していきますよね。
ヒーリングも全く同じで、特に思考パターンや潜在意識においては急な変化をすることもあるんですが、しないことももちろんあります。でも、何かしらの感覚の変化とそこに従う勇敢さがあれば効果は期待できますよ。
瞬間ヒーリングで一気に治る!みたいなパターンもありますけど、それはクライアントさんがそこまで準備を進めていたって話だと思います。まあいろいろあります。
ヒーリングは効果がない!と怪しまれるけど面白いよ
ぼく個人は、この業界に5年くらいいますが、これまで色んなヒーリングを体験しています。自分が変わったことももちろんですが、やっぱりクライアントさんの変化をたくさんみてきています。
中には一発で理想の方向へシフトした人もいますし、何回も繰り返し受けていただくことでシフトした人もいれば、シフトできずに怒られたこともあります。
人によって変化は様々ですよね。
ぼく自身がやっぱり一番ヒーリングが面白いなというポイントは、エネルギーを調整して、物理を変えるというところです。非物質的な捉えどころのないものとアクセスして、物質的なことに変化を起こすなんて、
絶対火の付かない木の棒に火の灯りをともすみたいな感じじゃないですか。それがやっぱりできちゃうのが人間の面白さなんだと思っていますよ。
みなさんはヒーリングについてどう思いますか?コメントなどお待ちしております。